やる気が起きなくなった時の対処法
こんにちは。haiagariblogです。
ここ数日は、サッカー日本代表の熱い戦いに心打たれ、やる気に満ち溢れている方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしながらそれと同時に、
「やる気は高まって目標も立てているのに、実際に行動に移すことができない」
こういった悩みを持っている方もたくさんおられることでしょう。
そこで今回は、私の経験をもとに、
「やる気があっても行動できない人が、行動することが出来る方法」
について、ご紹介させていただきます。
年末も間近に迫った今日この頃ですが、行動力を身に付けて、来年の良いスタートに向けた準備をしていきましょう!
やる気があっても行動できない原因
まず初めに、行動できない原因を考えていきましょう。
それはズバリ、、、
「人間だから仕方がない」
からです!!!
ここで読むのをやめようと考えた方、ちょっとお待ちください。きちんと解説します。
これはどういうことかというと、人間は楽な選択肢と辛い選択肢があって、二者択一の場合には、本能的に前者を選んでしまう生き物なのです。
考えてみれば至極当然で、楽な選択の方がその分他の行動にエネルギーを回せる分、
生存にとっては有利です。
この本能を我々人間が有している以上は、どうしたって楽な方を選んでしまいます。
ではこれを、目標達成のために行動したい場合で考えてみましょう。
目標達成は私たちを飛躍的に成長させてくれます。
同時に、現在の私たちに対しては困難や挑戦が待ち受けていることは確定しています。
たとえその先に最高の達成感と興奮が待ち受けていようとも。
しかしながら、現代において、私たちの身の回りには、数えきれないほどの娯楽や
逃げ道が用意されています。
スマホを開けば、SNSやゲーム、ポルノ等、たった数秒で、目標達成よりもはるかに
簡単に快楽と興奮を与えてくれる。
こんな状況で、皆さんの本能はどちらを選択しますか?
当然後者です。
したがって、現代は我々人間の本能にあらがって行動することが非常に困難な時代と
言うことができるでしょう。
やる気を行動に反映させる
このような状況で、私たちは行動を起こすにはどうしたらよいのでしょうか。
前述の通り、我々が行動に至らないのは本能のせい。
だったら、本能にあらがう理性を養えばよいのです。
理性を養うとはどういうことか、以下では私の経験をもとに、具体的な手順を解説していきます。
先に申し上げますが、この手順は全く簡単ではないし、時間もかかります。
その代わり、効果は絶大ですので、本当に変わりたい、行動を起こしたい方は
ぜひ実践してください。
具体的な行動モデル
手順1:自分が行動を起こしたいと考えた原因をはっきりさせる。
→目的は何なのか、行動をした先で自分が何を得たいのか。
ここがはっきりしていないと、どんなに行動したとしても達成感や継続の意欲は
得られません。自分の中で納得がいくまで追求しましょう。
その際、目的等をはっきりさせるにあたっては、できるだけ具体的な方がいいです。
例えば、「○○の資格試験に合格したい」よりも「○○の資格試験に合格して△△の職業に従事し、▢▢を成し遂げる」と未来の展望についても意識すると、よりモチベーションが高まります
(私はここを突き詰めるのに2,3日以上はかかった記憶があります…笑)
手順2:行動を起こせなかった時の心理状態を把握する
→一番大事なステップです。自分が行動を起こさずに逃げてしまった、だらけてしまった際に、必ず「なぜやらなかったか」の心理状態を記録しておいてください。
これを把握しておくことで、行動以前の「やる気があっても行動しない心理状態」を
漠然とではなく、言語化して認識できるので、どういうときに自分が行動を起こせなくなるのかを正確に理解できます。
この作業は、一日の反省の時間等にまとめて振り返るのもありだと思います。
※ちなみに、私の場合、行動を起こせなかった時の原因のほとんどが
「お酒を飲んだから」
「夜更かしをして頭がぼんやりするから」
「後回しにしたことが頭から離れずにもやもやするから」
「出掛けたり、仕事の後で漠然と疲れているから」
という4つでした。皆さんはいかがでしょうか?
手順3:実際に行動するのが億劫になったときに、上記原因のどれに該当するか分析し、
客観的に自分の状態を理解する
→手順2まで完了できれば後は簡単です。
その後再び行動をためらったときに、「自分は今、分析した原因の中のどれのせいで行動できずにいるのか」ということを把握してください。
このステップのどこが重要かというと、上記思考を挟むことで、
自分の現状をリアルタイムで客観視できるようになるという点です。
客観視ができることで、現状の自分の理想との乖離度、自分の中の正しい優先度の理解につながり、行動に移ることが出来ます。
勿論、この最後のステップに当たっては、客観視した後に「さあ、行動しよう」と自分を規律することが必要です。
ここまでくれば、多くの方は何か意気込まずとも行動に移ることができるはずですが、もし厳しい方は、
分析した上記各原因と対処法をあらかじめ紐図けておくことをお勧めします。
具体的には、
「後回しにしたことが頭に残ってもやもやする」
↓対処法
「もやもやを紙に書きだし、筋トレ等軽く体を動かしてリフレッシュして行動に移る」
といったように、具体的な行動まで用意しておくといいです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
以上がやる気があるのに行動に移せない場合の対処法になります。
私のこれまでの経験をもとにまとめましたので、もしかすると、あまり効果が感じられない人もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、「自分を客観視する」というのは、成長の必要不可欠な要素であることは間違いないと思います。
そして、一朝一夕で得られる力ではありません
ぜひ、行動を起こすトリガーとして活用してみてください。
今回はやや長文になってしまいました。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
お互いに成長してまたお会いしましょう。それでは!